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上海に引っ越しして6か月、いろいろな理由を並べて、いや、実はいろいろな理由なんかぢゃあなくてただただなんとなく面倒でそれを後回しにしていただけで、それもこれもやっぱり音楽、特にレコードに対する熱量が落ちていただけかもしれないのですが、いずれにしてもずっと放置していたステレオシステムを組み上げました!ついでにレイアウトの関係から、スピーカーケーブルも新しくしました。

ケーブルの長さが足りなくて「あぁ、これは次日本に帰国する時に買わなきゃだなぁ」なんて思っていたのですが、ふと「いやいや、だいたい中国に無いものなんてないのでは無いか!?ここまで高度に発達したネット社会なのだから!」と思い直し、初めて京東(中国のAmazonですね、規模は半端ないですが)でネットショッピングしてみました。

結果、まーあるわあるわ。笑
品質別に長さも自由自在、そして全然安い!

というわけでケーブルを購入して、先週末ついに上海レコード生活を開始しました!うれしすぎる!そして最初に聞いたのはこちら!

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does it floatの新作7インチ、今月日本に帰国した際に買ってきたのです。いやはや、とても好き。この前のライブで初めて聞いたA面曲なんて最高で、ラストに配置されたギターソロの秀逸さたるや!そしてレコードが鳴らすその独特の音、音が流れ出すまでの一連の動作も含めて、やっぱりレコード最高!と、ひとりふつふつと胸の内に燃え滾る熱い塊を感じ、それを大爆発させる適切な手段を簡単に思いつかず、悩んだ末に部屋で小さくひとりモッシュ!

そんなわけで上海レコード生活が始まりました。笑
いつもケツを蹴り上げてくれるのは仲間たちです。

そんな流れをInstagramに流していたところ、WWW/EBRのアキちゃんからも久々の連絡をもらって、これまたとても楽しいひと時で。やっぱりやらなあかんなー、なんて少し決心みたいな気持ちにもなりました。

まずは上海でスタジオを探して、そこで個人練習に入って、店主と顔なじみになって、「いったい日本人の君はどんな音楽を好むんだい?」なんて話になって、練習後に缶ビールを飲みながら音楽の話をして、意気投合して、お互いのレコードのコレクションの写真を見せあって、なんてなんて。
Life is Beautiful

やっぱりケツを蹴り上げてくれるのは仲間たち。



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「家計の一銭の足しにもならないバンドを、僕たちが続けるのはどうしてだろう?」

これまでいくどとなく、仲の良い友人と話してきたことです。それぞれがそれぞれに言語化していて、その表現の方法が少し違うので少し違うようにも見えるけれど、でもその幹にあるものは絶対一緒だと思っています。

今回1年ぶりにライブをやり、改めて自分の中で明確にそれが言語化できた気がしました。それをここに書こうと思っていました。でもなぜだか昨晩、22時過ぎに寝たあと3時前に起きて眠れなくなり(僕はじいさんになってしまったのだろうか笑)、先週東京で買ってまだ封を切っていなかった超くん/長沢くんのVA LIFEについているZINEをぼんやり読み始めました。

そして「なるほど、そういう風になるのか。根っこは同じだけどでもやっぱり少し違うのかな?」なんて思い、もう少し上に書いていたことをここで言語化するのは時間をおいてみようと思いました。特別急いで書く必要もないことだし、大体にして僕らがやっている活動は、締め切りというのがないのが最大の魅力なのだから。だいたいにおいて、それは同じく最大の障壁なのですが。少し置きます。

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今日は家の近所にある、最近中国人からすこぶる人気のオーガニックcafeに行ってきました。すごい人。

cafe shanghai
季節のイチジクと抹茶のパンケーキ
パンクスはこんなの食べない!なんて言っちゃ嫌!


国が少しずつ豊かになるにつれて、人々の趣向に多様性が出てきて、最近ではこういったオーガニック系のレストランやカフェが増えているようです。まさに需給バランス、でも需要は供給から作られるのかもししれない。中国に来て本当に思うのですが、彼らのマインドが少しでもこういった方向に変わってくれば、世界はもっと良くなるのではないか?と感じています。世界平和に一番近いのは、中国の人の意識や行動が変わることで(14億人いますから、なんてったって)、そういう意味で世界平和に最も貢献できるのは、もしかするとジャックマーなのか!?なんてことも考えたりします。このあたり、もっともっと考えてみたい分野です。

少し前に読んだ本にダライ・ラマの言葉が出ていました。

たとえ実現がはるか子孫の代までかかるとしても、今、変え始めようとすることが大切なのです。山積みの問題を前に、自分に何ができるのか。仕事をもっと有意義にすること。「うまくやる」だけではなく「よい行い」をすること。

この言葉を読んで以来、ずっと引っかかっています。
実現がはるか先でも、今、やる。よい行い、をする。
もっと具体的に言語化しよう、と思ってます。




10/16/2019    W42 帰国 *山岡書いた
本日無事に上海に戻って来ました。日本で乾杯したり、やんや話したりくだらない冗談に付き合ってくれた皆さん、ありがとうございました!台風にやきもきしながらいろんな可能性に手を伸ばし、結果大幅遅れでしょうがないから飲むか!と家で肉を焼きながら赤ワイン1本空けていたのがまだ4日前の出来事だというのが信じられないです。

時間というのは本当におもしろいなぁ、と思いました。実質たった3日しか日本にいなかったのにものすごい情報量で。帰りの飛行機でそれを書き出して整理していました。少しまとめてまたここに書きたいと思います。すばらしい3日でした。

今日は日本は天気が良かったのか、静岡あたりからずーっとキレイにその地形が見えました。義務教育時代に習ったそのままの地形が当たり前だけどそのままそこにありました。音楽を通して出会った友達がここにもあそこにも暮らしているなぁ、と思いながらぼんやりそれを見てました。

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その帰りの飛行機で読んだnumber twoうしくんが今回leif ericsssonの来日に合わせて創ったzineがとてもよくて。これだこれだ!となりました。自分では意識してなかったですが、どうも最近大切なものを少し忘れていたんだなぁ、と思い出させてくれました。自分たちが少しでもこういうことに関われていることが、とてもうれしいです。

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日本はまさに台風が上陸中、皆さんに何も悪いことがなく台風が過ぎ去れば、と思ってます。はい、我現在在上海、今は上海にいます。表題のNi Zai Nali?はどこにいますか?の中国語です。

もともと日本へは本日土曜日の朝上海発、昼羽田着の飛行機を予約していました。昼過ぎについてスタジオ入って調整して、翌日のMTSURIに備えようかな、なんて。でも台風が来てしまったので、危険を察知し、4日前には飛行機を前倒して変更していました。10/12土になったばかりの1:45発のそれです。危機察知能力ですね。

長い歴史で生き延びている生物は間違いなく危機察知能力が高く、得意技は「逃げること」だそうです。まさに逃げるが勝ち。昔の人が残した格言は本当にすごいなぁ。そして、長くなったとは言え人間の寿命はせいぜい100年、その中で自分の経験や失敗から本当の本質を学んでいくと、どうしても人は同じところに終着していってしまうのかな?それが格言が永く心理たる理由なのかな?などとそんなことも考えてみたり。いやいやそんなことはどうでもいい。

で、恐らく皆さんと同じように、定期的にNHKの天気予報で台風の進行状況を睨み、「ふむふむ、台風の暴風域というのは風速25mに達するわけだから、飛行機が離発着できる基準が13mという事実から、暴風域に入る前に東京入りする必要があるな、今回は暴風域の直径が600キロにも及ぶから東京から逆算して時間を計算すると、云々カンヌン」とまた次にいつ使うかわからない知識を蓄えたりしていたのです。

そして10日、この日僕は出張で南京に行っていたのですが「12日の国内線は、羽田成田離発着便が全便欠航」というニュースが飛び込んできたのです。すぐさまANAに電話。刺激に対してどのような反応をするか、そこに意思を入れることができるのが人間である、とは敬愛するコーヴィー博士の名言ですね。

ANAの方は色々丁寧に教えてくれ、そもそも国内線と国際線では使用機材が異なること、便数は圧倒的に国内線が多く、この規模の台風による混乱では、機材のやりくりが到底できないこと、そのために今から計画的に欠航とせざるを得ないこと、一方で国際便は機材も便数も少なく、安全最優先で可能な限り飛ばしたいこと、を教えてくれました。

なるほどなるほど、今の進行スピードだと羽田が暴風域に入るのは恐らく12日の午後、早朝5時に着く僕の便は大丈夫だろう、と甘い考えを計算したのでした。現実直視が甘くなると対策が後手になり、結果として取り得る選択肢が狭まってくる。いや、もう少し正確にいうと、それより早い便は11日金曜日の17時の便しかなく、それに乗るには南京の出張を翌日朝一で切り上げる必要があり、それは少し難しい状況だったのです。

そうして10日は南京で会食に出席し、実は好きになっている中国特有の白酒で何度も乾杯し、すこぶる良い気分で部屋に帰り爆睡して起きたのが7時。状況は悪化していて、ANA国際線も12日は「深夜早朝便を除く全てを欠航とする」とアナウンスが出ていたのです。

「やばい!」

深夜早朝発着便を除く、ということで僕の5時到着便は欠航になっていないものの、その次の朝便はすでに欠航になっている!!!こんな状況で5時の便だけ無事に飛びました、パチパチパチパチ!なんて絶対にならない!

というわけですぐにその前の便、夕方17時発の便の予約をお願いします。(今回は会社の一時帰国制度を活用して帰国するため、交通費は会社)同時に念のため、21時発の上海航空というLCCの便もキャンセルできる席を抑えてもらうことにしました。選択肢をまずは確保し、変化する戦況に合わせて戦術を展開する。何れにしても一刻も早く上海をでなければ!朝一でそんな電話を慌ただしくして、それぞれのケースでの自分の動き方をシュミレーションします。

17時の場合、一刻も早く南京から上海に戻り、駅から直で家に一度よってそのまま空港へ。その場合午前中のアポイントメントをどのように過ごすか。21時の場合も同様も、家から会社経由で空港に行き、会社で残務を片付ける必要がある。1時の場合も同様も、21時の便に片足突っ込みながらいざという時は1時の便にチェックインをし直す、うんこれはいい。なんだか孤独のグルメの井の頭五郎みたいだな、「いいぞ、やっぱり焼肉には白飯だ。ん?カルビクッパもあるのか?」なんてやりながら、こういった計画を立てることの楽しさは、バックパッカーにも近いよな、なんてこの状況なのに少し楽しんでいたりしました。だって絶対帰れると思ってたから。

でもまず9時過ぎに会社のスタッフから電話がありました。

「ヤマオカサン、シジサレタ17ジノビンハスベテマンセキデヨヤクデキマセン」

くそ!考えることは皆同じ!高度にデジタル化された社会では情報の非対称性による差別化ができなくなり、もはや戦略で他者と差別化することは簡単ではなく、差がつくのはその実行力、オペレーションなのです。

仕方ない、ここは腹をくくって21時の便で帰るしかない。そう決めてしっかり仕事をこなして、予約していた13時発の新幹線に乗って携帯を見たら、SMSが入っている。

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簡単にいうと「色々リスクヘッジしてはるようやけど灰原はん、21時の便もキャンセルや、これで1時の便一択やな、男は黙って一択やで」ということ。

まじかー!21時の便がキャンセルになっているというのに、1時の便が飛ぶことがあるのか!?いや待てよ、でも上海航空はLCC、21時の便を飛ばしても翌日上海に戻れないことは確定している。しかも羽田はAway。ただでさえLCCで機体が少ないのに、その貴重な戦力を金にならないAwayの空港で雨ざらしにするのはあまりにも惜しい。特定した勝てる戦場に自分たちの資源を集中させることは戦略立案の基本じゃないか!そう、それに比べてANAは羽田こそ資源を集中させるべきHOME!うん、ある!1時の便はまだ残っているぞ!などと妄想をしながら新幹線での時間を過ごしました。

21時の便がなくなったのでもうこれで1時の便一択になった僕は、そのまま一度会社に戻ることにしたのですが、その車の中でANAのHPで状況を確認するとまた変わっている。

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大幅な遅延。。。ただでさえ5時到着なのに大幅な遅延をしたらとても降りられないんじゃないの??大丈夫なのANAさん???そんな気持ちで仕事をこなし、そろそろ家に帰ってパッキングを開始しないと間に合わないぞ!となった19時過ぎ、再びANAで状況を確認した僕が見た画面がこちら。


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最初これが何を意味しているのか、すっと頭に入らなかったのですが、大幅な遅延とは「32時間の遅延」でした。

いやいや、それって遅延じゃなくて完全に一回欠航させて、新しく別の便作りましたよね?となったのですが、まあでも欠航になったらもう振りかえる便がすべて満席だったので、何よりMATSURIもなんとか出られそうだし、今回はこれが自分に合う最良の便なのだろう、と考えて今、上海におります。

スーパー晴れ男を期待してくれた皆さま、誠に申し訳ありません。現場にいない以上、この力を使うことは残念ながら叶いませんでした。無念です。


さて、明日/明後日は1年ぶりのライブ。
スタジオ事前練習はなし、ぶつけ本番だ。
みなさま、温かい目で興味を持って見に来てくれれば嬉しいです。