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12/26/2008    聖夜。  長澤著。
さて、昨日も書いたとおり、クリスマスだってのに仕事をしてました、今日も。



夕方頃、会社に戻ってきまして。

職場に置いてあるベッドでちょっと横になっていたら、知らないうちに寝てました。

まあ、小一時間ほどだったんですけど。

あたりはすでに暗くなっていて、寝ぼけ眼のまま帰宅したわけなんだけども。


帰る途中、ちょっと考えたのよ。

都内は無理としても、せめて地元の駅前あたりをふらふらして、

少しでも浮かれ気分を味わおうかと。


この時期ならさ、「カラオケ屋の受付」とかだけでも、浮かれ気分満喫できるでしょう。

酔っ払った若い男女が、さあ夜はこれからとばかりに、歌を歌いに行くわけですよ。

そんなもん、自分が参加しなくとも、観てるだけでちょっと楽しい気分になるってもんだぜ。


まあ、そんなこと本当にしに行ったら、完全にちょっと危ないやつですけども。

カラオケ屋覗いてニヤニヤって。通報クラスの危なさ。

何より俺は昨日、みずから「クリスマスを浮かれる」ということを拒否した男ですからね。

そんな資格はないわけです。


で、いつもどおり、昨日も寄ったコンビニへ。

今夜の夕食を買いに行ったんですけど。


昨日、俺がイモひいてクリスマスを拒否した、まさに現場。

弁当とサラダを速やかに選んで、レジに持っていこうとしたんだけどさ。

サラダの売り場の隣は、昨日と同じく、ケーキとシャンパンが陳列してあって。



ふと、思ったのよ。



クリスマスだからってもてはやされて、「今日の主役ですよ」然と並べられているこの商品達。

でもさ、明日になったらお払い箱ですよ。

たった一日経っただけで、「何を今更・・・」なんつって鼻で笑われる運命なんですよ。

特にケーキなんてものは生ものですから、売れ残れば明日は廃棄される運命なわけでさ。


いいのだろうか?

リヴィダ・ヴィダ・ロカ??

俺は果たして、この状況を見過ごしていいものだろうか?


コンビニにて。

ふつふつと使命感みたいなものが湧いてきまして。


このケーキは、俺だ!!

トリッシュは、俺なんだ!!

全力でクロールして、ボートに追いつくような、そんな気分。

クリスマスはまだ残ってるぜ!!

俺もこいつも、まだ死んじゃいないぜ!!


奇しくも店員はビジュアルコンビ。

今日は昨日と違って一人しかいなかったけど、そんなこと俺には関係なかったね。

おもむろにケーキを掴んで、誇らしげに、レジへ。


昨日の弱虫な俺にさよなら。

「これからクリスマスを満喫するつもりだが、なにか!?」と言わんばかりに、

あの前髪にピンクのメッシュが入った店員に、堂々と清算してやったよ。


不思議なもんだね。

あれだけ敵視していたあの店員、なんだか今日はいつもと違って見えた。

なんだかちょっと、笑ってるようにも見えたんだ。

嘘じゃない、ホントだよ。



それから家に帰って、俺はクリスマスを楽しむことにした。

クリスマスとダンスしたんだ。


食事をとったあと、連れて帰ってきたケーキを食べて。

それから、CDやらレコードやらを引っ張り出してさ。

もちろん、クリスマスソングを聴くために。


そうだ、二十代の前半までは、俺は必ずクリスマスになると聴いてたんだ。

赤いジャケットの7インチ。

ハイスタのWAR IS OVER。


レコードに針を落として。

鈴の音に続いて聴こえてくるなんちゃんの「So this is CHRISMAS」の声。



俺は缶ビールの栓を開けて、その歌声に酔いしれた。

そうだ、パーティーは始まったばかりなんだ。


老いも若きも、男も女も。

誰か愛する人といても、一人でいても。

誰の元にも平等に、幸せな気分にしてくれる日。

それがクリスマスなんだね。





それじゃあ最後に、みんなには「クイズ」のクリスマスプレゼントだよ。

[Q]俺がケーキを買えた、本当の理由はどれ?


1.あの店員が、本当は人の痛みがわかる優しい人間だということに気付いたから。

2.「僕を食べて!明日には捨てられる運命の僕を食べて!」という、ケーキの声が聞こえたから。


3.「これからパーティーだからなぁ~!今から仲間でワイワイ騒いじゃうからなぁ~!!」

 ってのを装って、一人のくせにちょっと大きなホールケーキを買ったから。






心配してくれなくても大丈夫。

甘いものはけっこう好きな方だから。
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うっかり。

ほんと、うっかりとしか言いようがないんだけどさ。


今日って、

クリスマスイヴじゃん!!


夕方くらいまで、リアルに忘れてたから。

どうなのよ、こんな大人。


別にね、特別なにかしなきゃってわけでもないんだけどさ。

なんかさ、浮かれたいじゃん。

せっかく世間一般に「浮かれてもいい日」と決められているのにだよ、

そんな日に限って地味に過ごすのも、なんだかもったいないでしょ。



ちょっと前までね、クリスマスには日本で一番浮かれてる街に行ってやろうかとも思ってたんですよ。

それがどこだかもわからないけどさ、まあ六本木とかになるんでしょうかね。

イルミネーションとかを横目にさ、そこに集まってる若い男女を見ながら、

「街全体が浮かれてる」空気を身体で感じてやろうと思って。


まあ、全然忘れてたんで、完全に企画倒れですが。



んでさ、仕事が終わってうちに帰ったんだけどさ。

今からどっか行くのも億劫だし、明日も明日で仕事は早いし、選択肢は「帰る」のみなわけ。

なんども言うようだけどね、別になにも無いなら無いでいいんだけどね。


しかしだね、これから帰宅するでしょう。

家には当然親父がいて。

今日も俺の漬けた漬物を食うわけよ、二人で。


クリスマスイヴに、親父と、きゅうり。


どうなの、これ。

ちょっとさ。不憫すぎやしませんか、と。

「きゅうり」って響きが、不憫すぎやしませんか、と。


さすがにこれはいかんだろということで、コンビニへ。

この時期はさ、ケーキやらシャンパンやら、それっぽいもの売ってるじゃないですか。

せめて気分だけでも浮かれようと思ってさ、買って帰ることにしました。


予想どおりコンビニに並んでいるザ・クリスマス達。

その中で、シャンパンと、小さなデコレーションケーキを手にとって。

これでいくらか、「クリスマスにおけるきゅうりの残念さ」を緩和できるだろう、と。

で、レジに持っていこうとしたんですけど。


店員がね。

いつかも書いた、ビジュアルコンビだったんですよ。

バレンタインに俺の買い物袋にチョコレートを忍ばせて、カゲで笑ってた(被害妄想)、あの二人組。


か、買えねえ~!!

この状況で、この買い物は出来ねえ~!!


「出た~!!ケーキ買っちゃったよ!あいつ、ケーキ買っちゃったよ!!」

「一人身の男が、せめて気分だけでも、クリスマスを!!」

「せつねえ~!」
「せつねえ~!」(ハモリで)



嘘みたいに踵を返して、商品戻したからね。

マジで。



結局、家で親父ときゅうり。

今日のは意外と浅かったね、なんて話ながら。

クリスマスの「ク」の字もなかったわ。


まあね、店員の会話なんて所詮俺の想像ですからね。

買ってやればよかったんですよ。

金を払ってるわけだからね、堂々としてればよかったんですけど。


つまるところね。

俺がさ、

チキンだったってことで。


クリスマスだけに。




今年のクリスマスは、山田君という名のサンタさんから、

枕元の靴下に座布団が入っているんではないかと。

そう思った29歳の冬。


母さん、こっちも日増しに寒くなり、厳しい北風が頬を刺すようです。
さてさて先日の横浜でのライブをもって、

我々4Tの今年のライブも終了となりまして。


今年も4Tを御贔屓にして頂いた皆様、どうもありがとうございました。

来年は初のアルバムもリリースということで、ますます精力的に活動していこうと思いますので、

なにとぞ変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします。


で、慣れない挨拶なんぞを終えたとこで、本題をば。



今年最後となる我々のライブ、昨日である12月21日だったんですけど。

そう、今年で八回目を迎える、最早年末の風物詩と言っても過言ではないイベント、

「M-1グランプリ」の日とかぶっていたわけなんですが。

結成十年未満のコンビがしのぎを削って漫才日本一を目指す、あの番組です。


近頃では「M-1チャンピオンになれば人生が変わる」と言われるほど注目度も高いわけですけど、

何を隠そう、俺もあの番組を楽しみにしている一人でして。

過去の大会のDVDもちょいちょい借りてきて見直すくらいですから、

当然今年度も見逃すわけにはいかないわけで。


ところが今年は自分達のライブ。

これだって俺にとっては大切なイベント、特に今回は一年の締めくくりですから。

まあM-1の方は録画すれば充分事足りるわけで、家を出る前にビデオをセットしていったわけですよ。


最近じゃテレビ番組を録画することなんてなくなっていてね、

録画の方法すら忘れかけてたんですけども。

たまたま先日、珍しくテレビ番組を録画したもので、そのときにきちんと録れていたのも確認済み。

前回と同じ手順でセットして、ライブへと向かいました。



一バンド目が始まる前の時間、すでにリアルタイムではM-1が始まってたんですけど。

ミッチーが思いだしたように自分の携帯のワンセグで観始めたもんですから、

俺も一緒になってちょっと観ちゃいました。


一組目、ダイアン。二組目、笑い飯。

三組目のモンスターエンジンが始まったあたりでライブが始まりそうになったので、

俺等もそこで観るのをやめて。

そこからはライブの方に集中したんですけどね。


最初の三組、それも三組目は中途半端でしたけど。

なかなか面白かったな、と。

これは帰ってから全部観るのも楽しみってなもんですよ。


で、その日は今年最後のライブを楽しんで。

打ち上げも出て、家に着いたのが深夜一時半くらいでしたかね。

翌日、つまり今日は仕事で朝六時起きだったもので、二時間半もあるM-1を観るわけにもいかず、

そのまま就寝。次の日に持ち越しです。



でね、まあ仕事が終わって家に着いて、ゆっくりと録画したビデオを観る予定なんですけど。

ここでひとつ問題があるわけですよ。


家に帰るまでに優勝コンビを知ってしまっては、楽しみも半減だろう、と。


別にね、俺が知ってしまったからといって結果が変わるわけでもないし、

ましてや俺が審査員でもないわけですけど。

でもやっぱさ、せっかく観るなら当日の臨場感は味わいたいじゃないですか。

どうせなら結果は知らない状態で観たいじゃないですか。

なもんでね、出来る限り結果を知ってしまわないように努力しなければいけないわけです。


うちの会社、新聞を三紙とっていまして。

普通の新聞、経済新聞、そしてスポーツ新聞。

だいたいいつもは、仕事に出る前にちょこっと読んでいったりするんですけど。

他はいいとして。完全にスポーツ新聞はアウトじゃん。

絶対結果が写真入りで載ってるから。

まずこれは見ないようにしないと。


それから、人づてで聞いてしまうパターン。

今日は朝会社に行ったら、俺と同じ時間に来ている同僚が二人いたんだけどさ。

案の定、「昨日のM-1観た?」なんて話はじめて。

あぶねえから!!

急いで、

「ちょっと待て!俺まだ観てないから!帰ってから録画したの観るから、今はその話勘弁してくれ!」

って強引に遮って。

いや~、危機一髪だったね。


それから仕事中の車中でのラジオね。

俺はそのときの気分によって、ラジオを聞いたり、持っていった音楽を聞いたりしてるんだけどさ。

今日ばかりは、音楽オンリーだよね。

下手に聞いてたら、「いや~、昨日のM-1観ましたか?」なんて始りかねないから。


あとはコンビニ。

入口のとこに置いてあるスポーツ新聞がちらっと目に入っちゃう可能性もあるし、

一番やばいのが、最近レジによく付いてがちな、液晶画面によるニュース。

あれさ、けっこうどうでもいい芸能ニュースとかまでカバーしてるでしょ?

M-1の優勝なんて、昨日の今日だし流れちゃうの確実ですよ。

今日は一回だけコンビニ寄ったんですけど、あそこだけは見ないように気をつかいました。


で、仕事も終わって会社に戻って。

ここでもその場の人間がうっかり喋ってしまうのを避けてそっこう帰宅。

これであとはM-1を楽しむのみの状態ですよ。


家に着いて、逸る気持ちを抑えてまずはいろいろ準備。

昨日ライブ前に漬けておいた野菜達をぬか床から取り出して皿に盛り付けて。

今日親父の田舎から届いた鱒寿司に、マッコリを添えてテレビの前へ。

あとはこいつらを肴に、腹がよじれるほど笑ってやろうか。

デッキに入ったビデオを二時間半きっちり巻き戻して、再生です。



流れてくるニュースの画像。

繰り返し録画してるテープですから、他の番組も入ってるわけですよ。

巻き戻しすぎたか?なんて思って、再生しながら早送り。

映像を確認してたんだけどね。


ちょっと嫌な予感はしたんだけどさ。

ニュースがさ、流し見してる状態でもね、「ちょっと最近過ぎやしませんか?」って内容で。

完全にね、昨日今日の内容なんですよ。

左上の時間表示は、間違いなく「朝の番組」のものだし。


感のいい方はすでにお気づきかと思いますけど。

12月21日の午後六時半から九時までだったM-1。


俺が録画してたのさ、「12月22日の午前六時半から九時」でした。



最悪なんですけど。

今日一日、優勝コンビがわからないようにあんなに努力して、

こんなにも楽しみに帰宅した結果が、これかい。


一応いいわけさせてもらうとね(誰にだ)、録画するときに確認したんですよ。

開始時間の表示が「6:30」だったんで、「これは『18:30』じゃなくていいのか?」って。

そしたらさ、何回ボタン押しても「12:00→0:00」だったんで、これはあってるんだろうって。


今日改めて確認したらさ、時間表示の上にちっちゃく「午前」って出てやがんの。

わかるか!!そんな小さい表示わかるか!!

アメリカ人なら完全にメーカー訴えてるレベルですよ。



これからよく酢の利いた鱒の寿司と、自分で漬けたナスやらで一杯やろうというときに、

朝の情報番組って。


占ってどうすんだよ。

今日も一日終わろうというところで、天秤座の順位気にしてどうすんだよ。


完全に放心状態になったわけなんですけどね。



あれ、なんなんだろうね。

ここまでの情報でさ、「M-1の録画には失敗している」というのは確実なわけじゃない?

絶対にこのテープには「2008年度M-1グランプリは入っていない」ってのは事実なのにさ。


探しちゃってんのね、俺。

「もしかしたら」を期待して、ちょっとそのまま観ちゃってんのね。

ひょっとしたら、いきなり画像変わるんじゃないかって。

明け方の街、路地裏の隅、そんなとこにいるはずもないのに。



で、切りかわる画面。

夢にまで見た、M-1ですよ。




「今年度M-1グランプリ、優勝はNONSTYLE!!」





今までは準決勝で涙をのんでいた彼等が。

初めての決勝の舞台で、念願の優勝!

おめでとう!!感動した!!




って、



アホかッ!!

そこで結果知ってどうするッ!!



チャンネルは、あってますからね。

自分とこの番組ですから、そりゃ芸能ニュースでも流しますわな。


どうせなら。

チャンネルも間違えてくれてれば良かったのに。

ご丁寧にテロップまで入った、編集された漫才を見ながら、つくづく自分に嫌気がさしました。




来年からはさ、一生懸命勉強してさ。

いかにお客様を満足させるか、を考えてさ。

不慮の事態に備えてね、車の免許取ったとき以上に人命救助のことなんかも学んで。

何年かかってもいいから、夢を叶えて。


それで、俺が立派なキャビンアテンダントになってさ。

あるとき、フライト中にドラマみたいに急病のお客様がでちゃうのね。

で、俺はそのお客様に付き添いながら、こう言ってやりますよ。



「この中で、どなたか、『2008年度M-1グランプリ』を録画しているお客様はいらっしゃいませんか!?」

って。




というわけで。

どなたか録画したという方。

俺にそのテープ、貸しては頂けませんでしょうか。


いやいや、贅沢はいいませんから。

もうこの際、

「NONSTYLEが優勝してるやつ」

で構いませんから。

ふとした瞬間に 視線がぶつかる

幸せのときめき 覚えているでしょ

パステルカラーの季節に恋した 

あの日のように 輝いてる あなたでいてね


~ZARD「負けないで」より抜粋~





ご無沙汰でした。ご無沙汰してました。

一人インドに行って自分というものを探しに旅していたもので、

しばらくほったらかしになってしまいました。


あ、嘘ですけど。



前回の日記でね、柳井君(ex-LINK)の引越しをしたとお伝えしたと思うんですが。

柳井君の新しい日記、皆様は読んでるでしょうか?


引越しが終わってからの日記さ、俺の名前出すぎじゃね!?

長沢長沢言い過ぎだろ!!

恋か?恋してるのか??

俺に対するアピールなのか?

たまに「長沢さん」って敬語使ってるのも意味わかんねえしなあ笑


そんなわけで、柳井君も自分の日記でちょっと触れてましたけど、

最近、「ぬか漬け」を始めました。俺。




一年くらい前からね、考えてはいたんですよ。

例えばこのまま一生独身だったとしてね、この先何年生きるかはわからんけども、

死ぬまで俺の食生活は外食でいいものか、と。


ホントにね、料理学校的なものに通おうとは考えてたんだけどね。

現在の仕事では、決まった時間に通うのってなかなか難しいんですよ。

料理学校がどんなシステムかは知らないんですけど。


で、ふとしたときにテレビで、お笑い芸人が自宅でぬか漬けやってるのを見て。

これくらいなら俺にも出来るんじゃねえか、と。

これを機に、包丁とかもにぎるようになるんじゃねえか、と。



いろいろ話を聞いたんだけどさ。

「ぬか」をね、ちょっとずつ交換したりするんだって。同士と。

したらさ、そいつのぬかと自分のぬかが混ざって、新しいバイヴスが生まれたりするらしいよ。


あがんね!?考えただけで楽しそうじゃね?

交換していきながら、自分を高めてくわけですよ。

俺等の世代で言うとこの、ビックリマンじゃね!?

大人のビックリマン。

こいつはもう、始めるしかないでしょう。



ということで、先日ぬか床を購入。

さっそくキュウリと大根を漬けました。

ぬか漬けのいいとこはさ、漬けて一日程度で食べられるんですよ。

とりあえず、すぐ結果が出るわけ。

前日に漬けた野菜達を楽しみに、仕事を終えて急いで帰宅しました。


でね、初めてのぬか漬けなわけじゃん?

なんかさ、コンビニで弁当とか買っていくのはなんか違うだろ、と。

俺の自炊初日なわけだからさ。

他もそれなりに、自分で出来る範囲で用意したいじゃない。

で、考えたんだけどさ。


ねえのよ。レパートリーが。

そりゃそうだって、今まで授業でしか料理なんてしたことないんだから。

で、試行錯誤の末、漬け物に恥じない一品だけ買って帰りました。



帰って、ぬか床からキュウリと大根を取り出して。

自分で切って、器に盛り付けるわけよ。

ぽいじゃん!なんかそれっぽいじゃん!なんて思って、テンションあがるよね。


で、さっそく試食。

旨いわ。これは旨いわ。

まだまだ改良の余地は残してるとはいえ、「自分で漬けた」ってのもあって旨いんですよ。


比較的手軽で、なおかつ味もそこそこ楽しめる。

趣味と実益を兼ねた、なかなか楽しいことを見つけちゃったね、俺。

この間、柳井君としょうじにも勧めたんだけどさ、みんなもやるべきだぜ、これ。

で、ライブハウスとかにぬか持って来んの。トレード用に。

流行るかもなあ~!!これ、流行っちゃうかもな~!!

興味のある人は、騙されたと思って始めてみてください。



で、さっきの俺の食卓なんだけどさ。


その日のメニュー。

自分で初めて漬けたキュウリと大根。

あと、当然日本人の心である、白米。

それと、納豆。

のみ。




って、俺は住職かッ!!

修行中かッ!!




あと俺の漬けた漬物食ったうちの親父の感想。

「うん、なかなか旨いじゃないか。

イカスね。」


イカスってなんだよッ!!

漬物に対する賛辞、「イカス」ってッ!!

若者かッ!!ゆとり世代かッ!!





あともうひとつ。





冒頭の「負けないで」、

本編に関係なしかッ!!!


12/12/2008    寝。   長澤著。
俺が中学生くらいのときのなんかのCMのキャッチコピーで、

「人間にとって最大の贅沢は、睡眠である」ってのがあってね。

激しく同意したもんですよ。それこそ目から鱗で。

確かにそのとおりだ!と。



俺ね、寝るの大好きなんですよ。

まあ、「寝るのが嫌い」って人あんまりいないとは思いますけど。


自分が「眠い」と感じたときには、どこにいても、どんな状態でも寝ます。

流川じゃないですけど、それこそ「何人足りとも、俺の眠りを妨げるやつは許さん」ですよ。

よく居酒屋なんかで寝てる人はいますけどね(もちろんそれもしたことあるけど)、

俺なんか一回、音を出してるギターアンプのまん前で寝たことありますから。

別に酒呑んだりとかもせずに。単純に「眠かった」ってだけで。

ライブハウスにあるようなのと同じサイズのアンプですよ?

爆音。の前で爆睡。

さすがに自分でも、こりゃすげえなとは思いましたけどね。




寝る、ってさ。

本当に幸せな事だと、そう思ってたわけです。


でもね、ちょっと考えてみたんですよ。

果たして、本当にそうか?睡眠って、本当に幸せな行為なのか?と。


だってさ。考えてみてよ。

人間の三大「欲」。食欲、性欲、睡眠欲ですよね。


美味しいものを食べたとき、お腹が減っているときにモノを食べたとき、

人は幸せな気分に包まれますわなあ。生きてて良かった、なんて考えるかもしれないね。


異性との試合中。種の繁栄のため、の試合中ですよ。

下世話な話ですけど、イエス!ってなるでしょう。

これ以上ないくらいわかりやすくテンションがあがるでしょう。


で、そこに来て、睡眠ですよ。

寝てるとき、まさに寝てる中。

覚えてなくね?記憶なんかなくね?

夢の中じゃどうかはしらんけどさ、「寝ている」という行為そのものに対して、

イヤッホーーウ!とはならんでしょう。

「寝てる!俺、今寝てるぜー!」ってガッツポーズつくってるやつ、いないでしょう。


じゃあさ、いったい俺に「寝るのって幸せだよなあ」って感じさせているものの正体ってなにかね?

って事を考えてみてね、気付いたのよ。




目が覚めた時にさ。

「あれ!?遅刻じゃね?これって遅刻の時間じゃね!?



ああ、今日仕事休みか・・・」



じゃねッ!?

これなんじゃねッ!?

あと次点としては、なんだか自然に目が覚めてしまったときの、

「今何時よ?まだ三時かよ~・・・

じゃああと三時間は寝られるか・・・」

これね。


つまりさ。

幸せなのは「寝る事」ではなく、「寝られる事」である!と!!


発見しちゃったよ。天才がまた発見しちゃったよ。

人ってさ、本当は「生きる為、食う為」ではなく、「寝てもいいという幸せを得る為」に働いているのでないかと。

そうとすら思うよ。




昨日ね、柳井君(ex-LINK)の引っ越しを手伝ってきたんですけど。


前日の仕事がびっくりするくらい遅くに終わったんだけどさ。

午後に引っ越し先に頼んでおいたベッドが届くから、午前中には引っ越しを終わらせたいと。

柳井君は言うんですよ。

で、彼が住んでいたのが横須賀でさ。俺が埼玉で。

だいぶ距離があるんでね、早い時間に出ないと間に合わないんですよ。


朝なんて高速道路も混みますから。五時半くらいに出発して。

あまり寝てない状態で出てね、途中で「これは事故るかも!」ってくらい眠かったんで、

比較的横須賀寄りのサービスエリアで仮眠はとったんですけど。

まあ、あまり睡眠が充分ではない状態で引っ越し。


無事終わって、夜から呑んで。

しょうじ(エッセンシャル)とか翼君夫妻、カジ君って友達も合流して、居酒屋へ。

珍しくマッコリが置いてあって、しかも俺がいつも買ってるのと同じやつで。

まあ呑むよね。気分よくなるよね。


で、翼夫妻、カジ君帰宅。

俺はもちろん酒を呑んでいるので、しょうじとともに柳井君の新居に泊まったんだけどさ。

さあここからもう一パーティー、ってなところですけどね。


眠いわけよ、俺は。

昨日は寝てないし、今日も一仕事してるし、なによりマッコリでいい感じになってるし。

ビールをあける二人を尻目に、今日届いたばかりの柳井君のベッドで就寝。


ま~あ寝たよね。

夜中の十二時頃に寝て、起きたのがタモリのちょっと前。

ほぼ十二時間ですよ。

俺が寝てる間にね、ドクターダウナーってバンドやってるイノマタってやつが遊びに来たんだけどさ。

シラフでやってきたイノマタが、酒を呑んで盛り上がって、またしこたま呑んで、嘔吐して。


一人のパーティーが始まってから終わるまで、全て寝てたから、俺。

ライオンか。

おはようからおやすみまでか。



さっきの原則から言えばね。

幸せ真っただ中でしょう、こんなもん。

抑制された睡眠状況から放たれて、許される限り堕眠を貪ったわけだから。

起きたときなんかしあわせの絶頂にいなきゃおかしいわけですよ。


で、起床したときね。

俺。




寝過ぎて、頭痛えの。





この~、


わがままボディッ!!

(人差し指で、おでこをツンとやって)





何事もね、適量ですよ、奥さん。
もう今日ですが、明日は金曜日。
その次は土曜日!
てわけで週末の催しもののお知らせ。

まずは土曜日。

「おいらの家に酒がこぼれる」でおなじみ
マイブラザーNOGIO ANGELの自宅企画にアコースチックギター片手に単独でのりこみます。
例によって振る舞い酒あり&完全無料ライブ@方南町。
お時間ある方は。

【日時】
12/6(土)15:00頃から

【場所】
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【出演】
NOGIO ANGEL
恋はもうもく
野中康平
TV not january
やまおかひろき


こんな曲かけたりします。


NOGIO ANGELこんな感じ。笑
「Growing up is fuckin' sucks」と。笑

んで、日曜日はピンポンパンク。
なんと14時から!
早いね、どこどこっ!といきます!

今日はタイタイ(APOP)の家でビール飲みながらアルバムのミックス作業を。
やっぱり話はやくてどんどんよくなってます。
ビールもうまいしね。
DSCN2655.jpg
ミラクルスタジオ(タイタイの家)でMIX作業中。
友達(タイタイ)がミックスして友達(アキラ)がリリースして友達(五十嵐さん)とこでレコ発する。

DSCN2656.jpg
曲順を熟考中の長澤さん。
どーしても尻すぼみの曲順になるみたいですべて却下。笑

2月頃発売予定!


【BGM:MONIKERS/WAKE UP】


自己分析というかなんというか。



日常のね、イラっとくることってあるじゃないですか。

俺ね、けっこう沸点低い方だと思うんですよ、自分で。

短気、まではいかなくとも、それに近いものはあるのかなあ、と。

で、同時に、そのイラっときた感情を抑えるのも得意なほうではないかと。

要はね、気の持ちようなんですよ。



例えばさ、車の運転。

俺なんてね、一年のうちにそれこそ360日は車を運転しているような生活をしているわけで。

当然、街を走っていて「なんだよこいつ」ってやつもいるんですよ。


異常にスピードの遅い車、かと思えばすげえスピード出してる車。

やたらと割り込んでくる車とか、「こいつ酔ってんじゃねえか」ってくらいフラフラしてる車。

お前、それでよく免許取れたなあっていうやつ、けっこういるものでして。


そんなやつと出会ったときね、俺も「なんだよ!」ってイラっとは来ますよ。

まあ、お釈迦様でない限り、誰もがそうでしょう。

で、そんなとき。


所謂「短気」と呼ばれる人って、イライラして、煽ったり、運転が荒くなったりするでしょう。

でもね、こんなどこの誰かもわからないやつのためにこっちもイライラするのって、バカバカしくないですか?

そんでもってそのせいで自分が事故ったりしてごらんなさいって。

後で後悔しまくりでしょう。百害あって一利なし、とはまさにこのことで。


そんなときね、想像するんですよ。

「前をふらふら走ってるあいつ、ひょっとしたら今、すげえトイレ行きたいんじゃないか」って。

「すげえスピード出してるけど、助手席はもしかしたら産気づいた妊婦が?」って。

自分の中で、ドラマティックな展開を演出。

不思議なもんでね、逆に応援したい気持ちになるから。




例えば、人間関係。

生きてる以上ね、どんな人でも嫌いなやつっていると思うんですよ。

嫌いというか、自分とは合わないって人。

たまにしか会わないってんであれば、ちょっとの間我慢すればいいだけだから、大した事ないんだけどさ。

最悪なのが、職場だとか学校にそういうやつがいる場合。

それがどんなに嫌なやつでも、ほぼ毎日会わざるを得ないですから。


こいつ、ナニ考えてんだろってやつ。なんでソコでそういう事言うかなってやつ。

もうね、「こいつはヒトとしてどうかしてるだろ」ってやつ、いませんか?

許されるものなら、何も言わずにぶっ飛ばしてやりたい、と。そういうやつ。

俺ももちろんいますよ。

喋ってるだけでイラッとくる類の人種。



これもさっきの例にもれず、精神衛生上よろしくないわけですよ。

直接対面してるときのみならず、家に帰ってからも思いだして「ああぁぁ!!」ってなったり。

笑う門には福来たる、とはよく言ったもので、そんな状態で生活してると、

全てが良くない方向にいったりするんですよね。


で、考えてみてくださいよ。

自分が「こいつはねえわ」って思うやつ。


そいつのどんなとこがアナタが嫌いかは知りませんけどね、

自分の判断基準で言えば、そいつは「あり得ない」やつなんですよ。

あなた以外の人間にも、おそらくあなたが「こいつ嫌だなあ」と思う態度をとってるでしょう。

そんなやつさあ、人から愛されるかね?

もちろんここで言う「愛される」ってのは、異性だけでなく、同性からも。

つまり、人として愛されるかどうかって事。


でね、人から愛されないようなやつの人生、楽しいか?

人生ってのはさ、要約すると「いかに楽しむか」って事だと思うんですよ。

一生でどれだけ楽しめるかって事。


自分が嫌いだと思うやつもね、人生で「楽しいなあ」って思う瞬間はあると思いますよ。

でもさ、そんなやつに起こり得る楽しい出来事なんて、自分のに比べたらクソみたいなもんだ、って。

お前みたいなやつなんて、俺の百分の一も人生楽しんでねえよ、って。


そう考えるとさ、それはもう「嫌いなやつ」ではなく、「可哀想なやつ」なんですよね。

だから、前ほどイライラはしなくなるわけで。

なに言われても「ああ、こいつって可哀想なやつだなあ」って、それしか思わなくなりますから。



ちょっと考え方としては暗いのかもしれないですけど、

俺はこれで人生の八割くらいの嫌な出来事は回避出来てると思ってるんですよ。



でね、そんな俺でもね。

「これだけはどう気持ちを切り替えてもイライラが止まらん!」って思う事。




テレビでさ。

モデルあがりだか何だか知らないけど、そういう類の女性が、

ファッション及びライフスタイルについて語っているとこ。

あれだけは。本当に、もう。




まず、なぜ上からの物言いなのか。


昔観たことあんだけどさ。

某梅宮ア○ナが。つーか○宮アンナが。

その番組の共演者の年配の男性にね、言うわけ。


「そのジャケットにTシャツをあわせるのは今っぽくていいんじゃないですかね?

ただ、Tシャツをパンツにインするのはやめた方がいいですね。」


思うんだけどさ。

モデルって、「着飾られるプロ」であって、「ファッションを選ぶプロ」ではないだろ、と。

まだ、百歩譲ってまだね、スタイリストなる人種に言われるならわかるぞ。

お前にそんなこと言われる筋合いは、ゼロだ!!

なんでしょう、服飾業界で働いているから、自分は服を選ぶのもプロだと思ってんでしょうか?

Tシャツのインを指摘する前に、まずお前の原始人みたいなワンピースをどうにかしろよ、と。



最悪なのは、モデル×モデルで自分について語り合ってるとこな。


「これ最近お気に入りのブランドのなんだけど~。」

「か~わ~い~い~!あたしも欲しい~!」

「いいでしょ~?代官山のあそこにあるショップのなんだけど。」

「あ、あそこアタシも行ったことある~!このアウターもそこのだし!」

「それ、さっきから気になってたんだよね~。形可愛いよね~。」

「そう。一枚で羽織ってもいいし、ちょっと寒くなってきたらインナーで合わせても可愛いし。」




なんかさ、もうツッコむとこ山ほどあるんだけどさ。

とりあえず。




楽屋でやれッ!!

もしくは、番組終わってからカフェでやれッ!!

オープンカフェでやれッ!!!




腹立ってしょうがない。

まず、「インナー」やら「羽織る」やらの、日常生活でおよそ飛び交わないであろう単語が。

そして、まったく聞いたことのないカタカナのブランド名が。


なぜ彼女等は「私達こそ世界の中心である」という物言いで話を進めているのであろうか。

恐ろしいのが、そんな話をしている彼女等の格好が、まったく可愛くないというところなのである。

一周まわっちゃってそうなわけ?

「むしろ逆に」そういう格好なわけ?

わからん。まったくもって理解不能だ。



そして俺が一番わからないのが。

今まで生きて来て、「これ」を少なくはない回数で聞いたことがあるんだけど。



「今年の流行りは○○色だから、そのジャケットは今っぽいね!」



今年の・・・流行りの・・・色ッ!?

色が!?流行り!?



流行語、ならばわかる。

毎年年末にテレビでも新聞でも発表しているしさ。


自分の中で、今はこの色がキテいる!というのもわかる。

そんなもん個人の自由だし、気分で「この色が好き」という時期はあるだろう。


で、今年の流行りの色、ってなにかね?



俺もか?その「今年の流行りの色」には、俺も含まれているのか?

俺みたいな下流階級にも「流行りの色」は訪れているのか!?


誰なのか。

今年の流行色を決めているのは誰なのか。

お洒落王、みたいなのが、イタリア辺りに存在するのか?

黄金の杖を振りかざして「今年は・・・緑色がくるであろうぅぅぅ!!」って、

群衆の前で宣言するのか!?

広場に集まった民も「オオォォォーー!!みーーどりーーー!!」なんて叫んだりしてるのか!?



選ばれた一部の人間にだけ、ダイレクトメールが来たりするのか?

それともウェブか?登録制なのか??



From:お洒落王

Subject:今年の流行色

ご機嫌いかがかな、お洒落を愛する諸君。

さて、今年もこの時期がやってきたようじゃ。歳を取ると時間が経つのが早くて嫌になるわい。

本題である来年の流行色じゃが、熟考の末、

『赤』ということに決定じゃ。

来年も赤を基調として、お洒落に励むんじゃぞ(*^。^*)



か??



で、「今年」ってのはいつからなのか。

一月からか?それとも四月からなのか?

仮に一月からだとして、十二月に「今年の流行色」を纏っていたら、

それはもう古いって言われるのか??







答えは。

「勝手にしやがれ」だろうな。

壁際に寝返りうってやれ。

12/03/2008    電車。   長澤著。
先週くらいに俺の携帯にメールがありまして。

ショートストーリーというバンドでギターヴォーカルを務めるタチ(a.k.a帝国)から。


「長沢さん、遊びませんか?」


ちょっと前から彼とは「なんか休みの日にボーリングとか卓球とかしたいね」という話をしていまして。

じゃあ連絡するわって言ってはいたんですけど、なかなかタチの休みに合うことがなくて、

遂に向こうから連絡してきた次第ですよ。


で、昨日の月曜日に卓球をしてきました。




まず夕方くらいに池袋で待ち合わせて、軽く呑み。

二時間ぐらい呑んで、なかむらちゃんって女の子が仕事終わりで合流するのを待ちました。

いい気分になったとこでなかむらちゃんが到着して、いよいよ卓球をしに移動です。


場所はね、事前にタチが調べてくれたんですけど。

ラウンドワンっていうお店で、都内から一番近いとこって条件で調べたらしいんだけどね。

その場所ってのが、朝霞なんですよ。

朝霞っつってもここ読んでる人はわからない人もいると思いますけど、埼玉県にある市で。

まあ、電車で数十分はあるとこなんですよね。


俺にしたら、卓球しに行くっつって都内に出かけて、アルコールを軽く摂取してから再び埼玉、

というよくわからん展開ではあるんですけど。



で、三人で電車へ。

時間は夕方ちょいすぎ、そして下りの電車ですよ。

帰宅するサラリーマン等で満員電車。

うわあ、これ乗るのかよ、って三人ともややテンションは下がったんですけどね。


なんとか無事に車内に乗り込んで。

人の流れでなかむらちゃんだけちょっと離れた場所にいて、俺とタチは、もうこれでもかっていうくらいの至近距離。


でね、タチなんですけど。

俺と池袋で呑む前に、彼女へのクリスマスプレゼントを買ったらしいんですよ。

ちょっと早い気もするけど、まあ焦って買うよりはいいだろうし、

買いに行く時間が今後とれなかったらやだから、ってことらしいんですけど。



紙袋に入れられた、きれいに包装されたプレゼント。

当然ね、満員電車なんかでそんなの持ってたら、潰れちゃうわけですよ。

せっかく彼女の為に買ったプレゼント、あと数週間は保管しとかなければいけないのに、

よりによって買ったばかりの今日でグシャグシャにしてしまうわけにはいかないんですよ。

これはもう、百人いたら百人がそう考えると思うんですけど。


でね、タチがね。

紙袋を両手で持って、顔の位置まであげながら電車に乗ってたんですよ。

確かにこれでプレゼントは大丈夫なんですけど。

大丈夫なんだけどさ。


俺の目の前のタチ。

鼻から上は紙袋で隠れた状態で。

口だけが見える状態なんですよ。


モザイクかよ!って。

俺の、それこそ目と鼻の先でコレだぜ!?

これだけでもちょっと面白いのに、こいつこの状態で普通に話掛けてくるんですよね。


「長沢さんって、休みの日とかなにしてるんですか?」


夕方のニュースで特集してる、「ヤミ金融の実態!!」とかでモザイク入りで出てくる、

如何わしい人か、と。

俺が休みの日になにやってるかっつうか、お前が今何やってんだよ。



そんな面白い空間で過ごす事数十分。

電車はひとつめの駅に着きました。

乗っていたのが快速電車だったんで、普通の駅をだいぶすっとばしてのひとつめで。

俺等が下りるのは次の駅だったんですけど、他に降りる人もいるし、

マナーとして一度タチと二人で外に出ました。


再び他の人と一緒に電車に乗り込んで。

さっきまでは車内の真ん中くらいだったんですけど、今度はドアのすぐそば。

一番外側のとこです。


さっきよりもやや空いた車内で、タチは紙袋を胸のあたりに抱えるように持ち替えまして。

で、そろそろ電車が出るというところで、俺等がいるドアに向かって、

急いで乗り込もうとしてきたおっさんがいたんですよ。

結局、「ここはちょっと混み過ぎてる!」と思ったのか、急いで方向転換して隣のドアに向かって行ったんですけど。


でね、その駆け込んでくるおっさんの勢いに焦ったんだろうね。

タチがね、とっさにプレゼントの入った紙袋を庇おうとして。

庇おうとはしたんだろうけど、焦ったもんだから手元があたふた。

プレゼントをホームの方に落して。


これは焦るよね。

彼女に渡す大事なプレゼント。

当然タチは急いでそのプレゼントを拾いに行くわけだけど。



自分の落したプレゼントを追って車外へ出るタチ。

プレゼントを無事確保するタチ。


そして、

無常にも閉まる、ドア。



ええぇぇーー!!

えええぇぇぇーーーー!!

コントじゃんッ!!

こんなのコントでしか見たことないんですけどッ!!


プシュウゥゥって。

ドア、プシュウゥゥって。





完全にスローモーションだったよね。



ドアの外で悲しそうに俺の顔を見る、タチ。

ドアにへばりついてタチを見送る、俺。



電車は無情にも、二人の距離を引き裂いて。

かすかに動くタチの口は、「さよなら」の言葉。



雨は夜更け過ぎに  雪へと変わるだろう

サイレント・ナイト  ホーリー・ナイト

きっと君は来ない  一人きりのクリスマスイヴ

サイレント・ナイト  ホーリー・ナイト






って、

来たわッ!!

きっと君は来たわッ!!

五分後に朝霞に来たわッ!!




電車に乗れなくてタチからすぐにメールが来て。


「朝霞で会いましょう」


わかっとるわッ!!

なにちょっとスカしてんだよッ!!




そんな愉快なタチを擁するショートストーリーの八曲入りミニアルバム、

「We get something but we lose something」

は、絶賛発売中です。

一曲目のタイトルが「絶望」、八曲目のタイトルが「NO HOPE」というこのアルバム、

これを読んで興味を持ったあなたが買うことで彼等の希望になることと、俺は信じてますから。