12/28/2005 京都的映画ライフ②
京都には映画館が人口のわりに結構多い。
京都市の人口は150万人、東京だったら八王子市とほぼ同じです。
でも京都には映画館が「ぴあ」に載るようなものだけで
10位ある。そのほか演劇や、ライブハウス、本屋や酒場という
「文化的」消費が多い土地柄のようだ。
映画についていえば大阪・その周辺をあわせれば東京に住んでいた時とほぼ同じ映画を見ることができる。
といっても、僕はそんなに「映画ファン」ではないのだけれど。
先日滋賀の滋賀会館に「サヨナラCOLOR」を遅ればせながら彼女と見に行った。竹中直人監督である。
勤務医・佐々木(竹中直人)の元に、子宮がんを患った未知子(原田知世)が入院してきた。未知子は、佐々木の高校時代の同クラスメートで、初恋の人である。
しかし未知子は他のクラスメートのことは覚えているのだが佐々木のことは記憶から抜け落ちている。思い出したことは「ササ菌」と呼ばれていたことだけ。しかし治療を続けていくうちに未知子は佐々木に心を開いていって・・・
基本的にこんな話。映画として"素晴らしくは"ないことはストーリーから感じられると思う。竹中直人は監督として、役者として"素晴らしくは"ないと個人的に思っている。
話変わってこの映画、竹中直人がハナレグミの永積タカシの家に遊びに行ったときに、「サヨナラcolor」という曲を聴かせてもらい、いたく感銘を受け、作った映画だそうだ。
そんな竹中に誘われて、永積をはじめスチャダラパーやクラムボン、忌野清志郎や、中島みゆきまで出演者に名を連ねている。クラムボンはサントラにも参加している。
竹中直人はいわゆる映画好きだったそうだ。映画が好きで、「黒沢組」や「小津組」という映画の「組」という言葉にずっと憧れを持っていたらしい。
そして竹中がいる映画の現場はとても楽しいらしい。映画をとり終えた後でも仕事を超えた関係がそこに生まれるそうだ。
たびたび「竹中組」の同窓会も行われるらしい。
竹中直人の映画をなぜかいつも見てしまう。わいわいがやがや、「映画、作ってみたいよね」的な空気が、自分の中の、ある憧憬を呼び起こすような気がするからかもしれない。
京都市の人口は150万人、東京だったら八王子市とほぼ同じです。
でも京都には映画館が「ぴあ」に載るようなものだけで
10位ある。そのほか演劇や、ライブハウス、本屋や酒場という
「文化的」消費が多い土地柄のようだ。
映画についていえば大阪・その周辺をあわせれば東京に住んでいた時とほぼ同じ映画を見ることができる。
といっても、僕はそんなに「映画ファン」ではないのだけれど。
先日滋賀の滋賀会館に「サヨナラCOLOR」を遅ればせながら彼女と見に行った。竹中直人監督である。
勤務医・佐々木(竹中直人)の元に、子宮がんを患った未知子(原田知世)が入院してきた。未知子は、佐々木の高校時代の同クラスメートで、初恋の人である。
しかし未知子は他のクラスメートのことは覚えているのだが佐々木のことは記憶から抜け落ちている。思い出したことは「ササ菌」と呼ばれていたことだけ。しかし治療を続けていくうちに未知子は佐々木に心を開いていって・・・
基本的にこんな話。映画として"素晴らしくは"ないことはストーリーから感じられると思う。竹中直人は監督として、役者として"素晴らしくは"ないと個人的に思っている。
話変わってこの映画、竹中直人がハナレグミの永積タカシの家に遊びに行ったときに、「サヨナラcolor」という曲を聴かせてもらい、いたく感銘を受け、作った映画だそうだ。
そんな竹中に誘われて、永積をはじめスチャダラパーやクラムボン、忌野清志郎や、中島みゆきまで出演者に名を連ねている。クラムボンはサントラにも参加している。
竹中直人はいわゆる映画好きだったそうだ。映画が好きで、「黒沢組」や「小津組」という映画の「組」という言葉にずっと憧れを持っていたらしい。
そして竹中がいる映画の現場はとても楽しいらしい。映画をとり終えた後でも仕事を超えた関係がそこに生まれるそうだ。
たびたび「竹中組」の同窓会も行われるらしい。
竹中直人の映画をなぜかいつも見てしまう。わいわいがやがや、「映画、作ってみたいよね」的な空気が、自分の中の、ある憧憬を呼び起こすような気がするからかもしれない。
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