昨日、我が街浦和を歩いていたら、たまたま地元の友達二人とばったり会いまして。

どうもその二人もたまたま会ったらしく、じゃあちょっと呑みに行こうかって事になったんですね。


どうせならってことでいつも髪を切ってくれるやつも呼びだして、

いい大人がなぜか寒空の下、地元にある文化会館みたいなとこの前で四人で呑んでました。



全員が小、中と一緒で、しかも多感な中学時代をほぼ毎日一緒にいたやつらでね。

このうち二人は先週も会ってるんですけど、会うと必ず当時の面白エピソードの話に花を咲かせるんですよ。

ダレがあんときナニをした、みたいな、まあ誰でもそういうのってあると思うんだけど、

そんな同じ話で十年以上笑ってるんですね。

やっぱり十代って、人生の中で重大な意味を持つよなあ、なんて韻も踏みますわ、そら。




で、しばらく呑んでたんだけど、やっぱりちょっと寒くなってきたねって事で、

浦和駅側にある、俺の高校の同級生が店長をつとめるバー(グッジョブ!)へ移動。



なんでかは定かでないんですけど、俺等の地元の友達ってね、「酒を呑む」ということが少ないんですよ。

あんまり酒が強くない人間が多いってのはあるんだけど、それでもみんないい歳なわけで、

俺がここ何年かでだいぶ呑むようになってるくらいだから、当然他のやつもそれなりにはいけるわけです。

事実、他の友達と会ってるときはみんな普通に呑み屋に行ったりするそうなんだけど(俺も然り)、

なぜか地元で集まったときは「じゃあ呑もうか」とはならないんですよね。

もうつるんで15年は軽く経ちますけど、一緒に酒呑んだ回数より、卓球大会開いた回数の方が多いからね笑



そんなわけで、珍しくちゃんとしたお酒を出す店で集まった我ら。

こんなのもたまにはいいねえ〜!なんつって若干テンションもあがってたんですけど。


で、話題はお互いの近況の話なんかになって。

いつも髪を切ってくれてる友達は比較的よく会っているんですけどね、残りの二人のうちの一人はけっこうレアで。

一年に二、三回くらいなのかな、会うのは。

なもんで会ったときには必ず「今なにやってんの?」って聞くんですけどね。


そいつにはもう何年か付き合ってる彼女がいて、彼女の誕生日だかなんだかにちょっといいとこで食事をしようと思ったんだって。

某ヒルズの中にあるレストランに下見に行ったらしいんだけどね、そいつがそんときショーパン履いてったら、

「お客様、その格好ではちょっと・・・」みたいなことを言われたって話をしてくれて。


みんなで「すげえな!噂に聞く『ドレスコード』ってやつじゃん!!ホントにそんなのあるんだ!!」ってちょっと盛り上がってたんですよ。


で、話の都合上、その友達を(K)、髪切ってくれる友達を(T)としてね。

KがTに言うんですよ。


K「Tは彼女との記念日みたいな時はどうしてんの?」

T「ええ〜、俺はねえ・・・」



って、

ちょっと待てちょっと待て!!



さっきも言ったけどね、俺等小学校から知ってる仲ですよ。

特にこの(T)は、小学校時代毎週(リアルに毎週)日曜に遊んでいて、

最近でも髪を切ってもらってるから、地元の中じゃ一番定期的に会ってんですよ。

Tに髪を切り始めてもらってから六年くらいは経つからね。

その間にもいろんな話はしてきたわけですよ。





で、お前。

彼女、いたの??





凄くねッ!?

知らねーし!!俺、お前に彼女いたの知らねーし!!

こんな仲いいのにッ!!


これだけは俺の名誉のために言っておくけど、ホントに仲いいからね?

俺だけそう思ってて、実際はうとまれてるとか、そういうことは一切ないからね?


確かに俺等は、そういう色恋沙汰みたいな話ってほとんどしてこなかったし、

「ナンパ」だとか「クラブでオール」だとか、そういう男子が通る遊びはしてこなかったですよ。

それにしたってよお、彼女が出来た事くらい言えよ!!

しかも俺以外の二人は知ってたからね。ショック極まりないだろ、こんなもん。

そいつもそいつで「いや、なんか特に言うことでもないと思って・・・」だって。

もうそこからは俺の尋問だよね。



俺「え、それって何年付き合ってるわけ??」

T「三年くらいかなあ。」



三年ッ!!三年目ッ!!

三年前つったら、この徒然がブログに引っ越ししたくらいの時期ですよ。

俺がアホみたいにこの三年で359もこれを更新している間にお前は!!

軋むベッドの上で!!優しさを持ちより!!きつく身体を!!



俺「え?それってどこで知り合った子??」

T「いや、なんつーか、ナンパかな。」

俺「ナンパッ!?誰と!?」

T「一人で。」



ナンパって!!

俺達の仲間に、まさかナンパなどという行為を行える勇者がいたなんて!!

しかも「一人で」って!!

そんな勇気あるやつ、すでにナンパじゃねえよッ!!

お前、それ完全に硬派の領域だってッ!!



でね、やっぱり問い詰めたんですよ。ナンパするってどういうことだ、と。

俺達、そんなやつじゃねえじゃん、って。

そしたらあいつ、こんなこと言うんですよね。



T「いやなんかさ、一時期荒んでたときがあってさ。そんときによく一人でナンパしに行ってたんだよ。」



ねえよッ!!

お前が荒んでた時期、ねえよッ!!

俺、ずっと知ってるっつうの!!

お前がまさに今の彼女をナンパした時期だって、髪切ってもらってたつうのッ!!


言ってなかったからね。

「大人は俺等のこと、なんもわかっちゃくんねえんだよ」とか、

「俺達は腐ったミカンじゃねえ」とか、一言も言ってなかったからね、こいつ。

三年前も、全然いつもどおりだったから。




衝撃だよね、マジで。

覚えてる人いるかどうか知らんけどさ、前にもおんなじような事ここに書いたんだよね。

会社の同僚に彼女がいたのを、俺だけ知らなかった、って。


出てる?

そういう「彼女がいることをこいつには言えないオーラ」が出てるわけ、俺?


三年ってさ、下手したらその彼女から俺のところに直接、

「あいつと喧嘩しちゃってさ」って相談の連絡が入ってもおかしくない時期だぞ?

マジで軽いカルチャーショックだったわ。



ベクトルが思いっきりマイナス方向の感慨にふけりながら、Tに言ったんだよね、俺。



俺「じゃあお前はさ、彼女に『今日は長沢と会ってたんだけどさ』とか報告したりしてたんだろ?

俺がまったく知らないところで、俺の話をしたりしてたんだろ。なんか不思議な気分だな。」



T「え?ああ、まあ・・・言ってた・・・事も・・・あるの・・・かな・・・?」




言ってねえのかよッ!!

完全に「言ってなかった」のリアクションじゃねえかよッ!!

気使って「言ったことある」ことにしてんじゃねえよッ!!




俺の話をしろッ!!彼女にしろッ!!

夏がだめだったり、セロリが好きだったりってのを、彼女に伝えろッ!!





泣くわ、マジで。

こいつらが仮に結婚したとして、その式でもこんなに涙出ないわ。


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