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12/26/2008    聖夜。  長澤著。
さて、昨日も書いたとおり、クリスマスだってのに仕事をしてました、今日も。



夕方頃、会社に戻ってきまして。

職場に置いてあるベッドでちょっと横になっていたら、知らないうちに寝てました。

まあ、小一時間ほどだったんですけど。

あたりはすでに暗くなっていて、寝ぼけ眼のまま帰宅したわけなんだけども。


帰る途中、ちょっと考えたのよ。

都内は無理としても、せめて地元の駅前あたりをふらふらして、

少しでも浮かれ気分を味わおうかと。


この時期ならさ、「カラオケ屋の受付」とかだけでも、浮かれ気分満喫できるでしょう。

酔っ払った若い男女が、さあ夜はこれからとばかりに、歌を歌いに行くわけですよ。

そんなもん、自分が参加しなくとも、観てるだけでちょっと楽しい気分になるってもんだぜ。


まあ、そんなこと本当にしに行ったら、完全にちょっと危ないやつですけども。

カラオケ屋覗いてニヤニヤって。通報クラスの危なさ。

何より俺は昨日、みずから「クリスマスを浮かれる」ということを拒否した男ですからね。

そんな資格はないわけです。


で、いつもどおり、昨日も寄ったコンビニへ。

今夜の夕食を買いに行ったんですけど。


昨日、俺がイモひいてクリスマスを拒否した、まさに現場。

弁当とサラダを速やかに選んで、レジに持っていこうとしたんだけどさ。

サラダの売り場の隣は、昨日と同じく、ケーキとシャンパンが陳列してあって。



ふと、思ったのよ。



クリスマスだからってもてはやされて、「今日の主役ですよ」然と並べられているこの商品達。

でもさ、明日になったらお払い箱ですよ。

たった一日経っただけで、「何を今更・・・」なんつって鼻で笑われる運命なんですよ。

特にケーキなんてものは生ものですから、売れ残れば明日は廃棄される運命なわけでさ。


いいのだろうか?

リヴィダ・ヴィダ・ロカ??

俺は果たして、この状況を見過ごしていいものだろうか?


コンビニにて。

ふつふつと使命感みたいなものが湧いてきまして。


このケーキは、俺だ!!

トリッシュは、俺なんだ!!

全力でクロールして、ボートに追いつくような、そんな気分。

クリスマスはまだ残ってるぜ!!

俺もこいつも、まだ死んじゃいないぜ!!


奇しくも店員はビジュアルコンビ。

今日は昨日と違って一人しかいなかったけど、そんなこと俺には関係なかったね。

おもむろにケーキを掴んで、誇らしげに、レジへ。


昨日の弱虫な俺にさよなら。

「これからクリスマスを満喫するつもりだが、なにか!?」と言わんばかりに、

あの前髪にピンクのメッシュが入った店員に、堂々と清算してやったよ。


不思議なもんだね。

あれだけ敵視していたあの店員、なんだか今日はいつもと違って見えた。

なんだかちょっと、笑ってるようにも見えたんだ。

嘘じゃない、ホントだよ。



それから家に帰って、俺はクリスマスを楽しむことにした。

クリスマスとダンスしたんだ。


食事をとったあと、連れて帰ってきたケーキを食べて。

それから、CDやらレコードやらを引っ張り出してさ。

もちろん、クリスマスソングを聴くために。


そうだ、二十代の前半までは、俺は必ずクリスマスになると聴いてたんだ。

赤いジャケットの7インチ。

ハイスタのWAR IS OVER。


レコードに針を落として。

鈴の音に続いて聴こえてくるなんちゃんの「So this is CHRISMAS」の声。



俺は缶ビールの栓を開けて、その歌声に酔いしれた。

そうだ、パーティーは始まったばかりなんだ。


老いも若きも、男も女も。

誰か愛する人といても、一人でいても。

誰の元にも平等に、幸せな気分にしてくれる日。

それがクリスマスなんだね。





それじゃあ最後に、みんなには「クイズ」のクリスマスプレゼントだよ。

[Q]俺がケーキを買えた、本当の理由はどれ?


1.あの店員が、本当は人の痛みがわかる優しい人間だということに気付いたから。

2.「僕を食べて!明日には捨てられる運命の僕を食べて!」という、ケーキの声が聞こえたから。


3.「これからパーティーだからなぁ~!今から仲間でワイワイ騒いじゃうからなぁ~!!」

 ってのを装って、一人のくせにちょっと大きなホールケーキを買ったから。






心配してくれなくても大丈夫。

甘いものはけっこう好きな方だから。
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