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「おもしろおかしい爆笑レポートは、長沢君が書いてくれると思うので、しばしお待ちを。」

ミッチーの前回の日記より。



出来るかッ!!

「爆笑レポート」ってッ!!

パス、下手クソかッ!!


今から面白い話をします、って前フリで爆笑とれるくらいなら、

今頃きっとお笑い芸人としてそれなりに名を馳せていると思います。

どうも、長沢です。





重ねがさね、十周年記念ライブにお越しいただいた皆様、有難うございます。

本当にたくさんの人に来てもらって、十周年おめでとう!なんて声を掛けてもらって、

お土産まで持って来てくれる人もいて、本当に感謝の一言です。


ちなみに、本来出演予定だった翼君。

嫁さんが出産ギリギリで来る事が出来ませんで。

そのかわり、「ドラえもん電報」を送ってくれました。

いいともかッ!!

でも、感謝してるぜ、うふふ。




最近のライブはアルバム中心のセットリストでやってたんですけど。

日曜は十周年の集大成ということで、昔の曲なんかもやったんですよね。


で、FIFTHWHEELとのスプリットカセットの曲をやったときに。

始まった瞬間に、ヤブ、大澤君(セブンティーンアゲイン)、赤石(パスタファスタ)が、

すげえ勢いでダイブしてて。

あの頃はまったく知らなかった三人が、当時俺等の音源を聴いてアガッててくれたんだなあと思ったら、

俺までテンションあがりましたねえ。


それこそ十年近く前に出したファーストデモの曲をやってるときに、

俺の目の前でなっちゃん(FAST&SLOW・祝就職!)がにわかにノリだしたり、

見たこともない人が一緒にシンガロングしてるのが(歌詞が完璧でした笑)見えたり、

最後の最後で、いつのまにかまん前にいたしょうじ(エッセンシャル)がフットストンプしながら激アガリしてたり。


なんていうかね、アガッた。それにつきるね。

相乗効果でこっちもどんどんテンションあがって。

下手したら、この十年で一番いいライブしてやったんじゃないかと思います。


来てくれた人はもとより、この十年、俺等に関わってくれた全ての人に。

愛と感謝を込めて、ありがとうと言いたい気分ですね。






そんなところで、ひとつ思い出話を。





ずっと昔、まだ直樹が加入する前の、フォートゥモローが三人だった頃のお話。


十周年ライブをやったハコ、早稲田ZONE-Bの店長、五十嵐さんがいた西荻WATTS。

その日はダッシュボード企画のピンポンパンクにいつもどおり出させてもらったんだけど。

打ち上げに出て、ちょっとばかり盛り上がって終電ギリギリで帰って。

電車に乗ったはいいけど、けっきょく池袋までしか行けなくてね。

一緒にもう一人女の子がいたんだけど、その子はタクシーで帰って。

俺等三人は、じゃあどうしようかってなったんだよね。


その頃は俺等も若かったから、まだ俺も車がなかったし、タクシーに乗るほど三人とも金はなかったし。

で、出した結論が「歩いて帰る」で。



その頃すでに俺は引っ越しをやっていて、道だけは知ってたもんだから、迷うことはなかったんだけどさ。

ギターやらベースやらやけにでかいリュックやらを背負って、ひたすら歩く三人。

ライブやって、打ち上げで酒呑んだ後で、普段ならもう寝てる時間だぜ?

まあしんどかったね。

途中にあった駐車場で横になって、このまま寝られたら最高だなあなんて言い合ったりして。



赤羽から埼玉に渡る橋のとこで。

空はすでに明るくなっていて。

さすがにもう限界だ、ってなって。

ありったけの金で、乗れるとこまでタクシー乗ろうということになったんだよね。


ヘロヘロになりながら停めたタクシーの運転手が。

事情を話したら、「俺ももう帰るとこだから、二千円で送ってあげるよ」って。

距離にしたら到底二千円で帰れるものではなかったわけで。

あれはホントにありがたかったなあ。



で、タクシーに乗ること十数分。

ミッチーと部長は俺よりも二駅ほど手前で降りたんだけどね。

二人が降りたとこで、ちょうど仕事帰りの中国系のホステスの方がいらっしゃいまして。

「たくしー、ノレル?」って。

まだ俺は降りてないですからね、残念ながら別のタクシーを拾ってもらうしかないわけなんだけど。


と思ったら。

あのやろうども、自分が降りたのをいいことに「どうぞどうぞ、一緒に乗っていってください!」って。


どうぞどうぞ、じゃねえよッ!!

気まずいっつうのッ!!

ニーハオくらいしかわかんねえっつうのッ!!


運転手さんもさ、ほら、粋だから。

「じゃあおたくは千円でいいよ。」って。


結局。

車内後部座席、俺と、ホステスの二人で。

手鏡で化粧なんかをチェックしながら、「あんたなんか興味ないわよ」オーラを放ちまくってる横で、

借りてきた猫みたいにおとなしく帰路に着いた、二十代前半の俺。






あの頃。

金が無くてわざわざ歩いて帰ってたけどね。


三十歳になった部長は。

頼まれたわけでもないのに、わざわざ金を払って、

ジムで走ったり泳いだりしています。




四月ということでね。

環境が変わる人もいるよね。

さっき名前を出したなっちゃんはじめ、就職したという人もチラホラいます。

きっと今までとは同じペースでライブに来られなかったりもする場合もあるでしょう。


十年バンドをやってきてね。

生活の為にバンドをやめたり、ライブハウスに来なくなったりする人も見てきたわけで。

それはもちろん、それぞれの事情があってのことで、いいとか悪いとかでないんだけど。


そんななかで俺等は、環境が変わりつつも、好きなことを続けていられるんですよね。

金がなくて歩いていた部長が、金を払って走るようになっても、ライブハウスでは変わらず音を鳴らしているわけで。



もしもこれからライブハウスから離れる人がいるとして。

嫌なことがあったり、なにかにつまずいたときに。

お金と時間に余裕があるときでいいから、ライブに足を運んでみてください。

この十年と同じように、俺等は音を鳴らして待ってますよ。




と、珍しく真面目にまとめてみたりして。
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