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02/11/2011    2011年#7 *山岡書いた
先週から劇的に忙しくなり、ひさびさの更新です。
間があくと、危ないです。

3日くらい前に同僚と飲みに行きました。
普段、仕事のグチなんかは極力言わないようにしてます。
言ってもしょうがなかったり、たくさんの人との関わりの中で働いてるんで、
すべてが思い通りに進むわけではない、てことぐらいは理解してるつもりです。

それでも「いいかげんにしろよ、このやろう!」となりまして
赤羽の名店に繰り出しました。

同僚も同じ気持ちだったので、一通りグチってました。

そしたら隣の席で、焼きコンロを囲む60~70くらいの4人組が何やら議論してるんですね。
「だから会社をもっと良くするには、あいつをこうしなきゃ!うんぬんかんぬん!」

当たり前といえば当たり前なんですが、すべてが全員にとって思い通りになるわけなくて
だからといって必ずマイノリティーがマジョリティーにやられる必要もなくて
それでも不満はでてくるから、話す。飲む。
そんなことを隣の人たちのように、僕も60にも70にもなってもやるんだろうな、と。

あきらめとかではなくて、なんかすっきりしました。
酒場は良い!
と。

それからは同僚とそんな話をして、酒を飲んで気分良くなって、らーめん食べて帰りました。


エジプトが燃えてます。
どう思いますか?

エジプトはイスラムの国なのでお酒はNG
だからレベルは違えど、上のような話をカフェでシーシャ(水たばこ)吸いながら
今までもやってきたんだろうなー、って。

それが今回のデモまで広がったのは、やっぱりそういうグチをネットがつなげたんだろうなー、なんて思ってます。
TVや報道機関が統制していたものを、軽々と越えてつながっている。
良い意味でも悪い意味でも。

エジプトに対する報道やら新聞、You Tubeを見ていて、
たくさんの「正義」が戦っているように思います。

長期独裁政権に対する不満も当然だろうし
職がなくて困っている、デモの中心の若者の言ってることもそうだ、と思うし
でも、エジプトが(アメリカの言う)中東の平和を担っているのも、そうなんだと思うし
アメリカ経済におけるユダヤ人の力はものすごいんだろうし、
そのバランスが崩れた時の経済的なインパクトは、とても大きいのだろうし
(日本の就職難なんて、かんたんに吹き飛んじゃう、と思う)

エジプトをWikipediaで調べてみたら書いてあった。

>2010年のエジプトのGDPは約2168億ドル(約17兆円)である[3]。
>スエズ運河収入と観光産業収入に依存するところが大きく、政情に左右されやすい。
>また近年代表的な農業製品である綿製品は価格競争において後塵を拝している。

ムバラク大統領が辞めて、(デモの明確なリーダーがいないので)例えば政権争いが長期化して
テロなんぞが起りだしたら、経済状況は今以上に悪くなるのは必至なんだろうな、と。


8年前にエジプトに行きました。嫁と一緒に。
エジプトは本当に見所が多くて、ヨーロッパからの観光客がとても多くて
だからけっこうぼったくりなんかもありました。

カイロの「サファリ」というバックパッカーの間では有名な宿に泊まって
そこでエジプトの話をいろいろと聞きました。

インドもそうだけど、商店で水を買うのにも「定価」の概念がないので
同じ水でも一見さんだったり、外国人だと吹っかけられたりする。

でも宿から歩いて2分くらいのところにあるスーパーは
「正直屋」と呼ばれていました。
(宿の情報ノートに書いてあった)

正直屋の店の主人は、非常に敬虔なイスラム教徒で
一見さんだろうが、外国人だろうが、必ず地元の人と同じ売価(それも破格!)で何でも売ってくれます。
(当たり前なんですが、当たり前じゃないこともあるんですね)

だから僕たちは、何かを買うときはいつでも、正直屋で買っていました。
何回も通ううちに、向こうも顔を覚えてくれて、あいさつを交わすようになって。
日に3回のお祈りの時間には、店が完全に閉まってしまうのがたまにキズですが。



今回のデモの報道を聞いたときに、あの正直屋の主人のことを思い出しました。

彼もデモに参加してるのかな?
それとも家でひっそりと、ただ平穏を願って、今日も3度店を閉めているのかな?と。

よく出てくる「市民」って誰?
インタビューに答えている人は「市民」??
デモで叫んでいる若者は「市民」???

正直屋のおじさんが、困ってしまうようなことがなければいいな、と
エジプトの文字を見るたびに思ってます。





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