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06/10/2014    映画。 長沢著。
昨日。

俺が大好きな作家である伊坂幸太郎の「オーファーザー」という作品が映画化されたんで、

何年かぶりに劇場に映画を見に行きました。

なんというか、内容は良くも悪くも想定内で、

映画化されるとそうなるよね、って感じでした。

いや、そうは言っても面白かったんですけどね。


でまあ、内容は置いといて。

予告編ってあるじゃないですか。本編始まる前の。

たぶん、4つか5つ流れたんですけどね。

もう笑っちゃうくらいに全部の映画が。

登場人物が病気になってたんですよ。けっこう重めの。


たぶん、映画見たらね。それなりにグッとくるんでしょう。

始めから見てたら、まあ多少の感情移入もあるからグッとはくるんでしょう。

にしても。

素人目から見たってさすがにさ。

「病気になったり死んだりしたらお前ら泣くんだろ?」ってのがねえ。

浅はか過ぎやしませんか、と。

さすがにまとめてあれを見せられると、大丈夫か映画界!って気にもなってくるもんですよ。





俺ね。実家に住んでるんですけど。

妹が結婚するってんで2ヶ月くらい前に家を出たんで、親父と二人。

母親はもう10年以上前に離婚して、東京に一人で暮らしてるんですが。

ここ数ヶ月。たまに母親がうちに来るんですよ。


なんか、妹の結婚相手と食事会するっつって、うちの両親と妹カップルで会ったらしく。

そのついでにうちに来てたみたいでね。

まあ、男二人暮らしだから、たいした掃除もしないわけで、汚れた俺の家を見兼ねたらしく。

定期的に掃除をしに来るようになったんですけどね。


なんつうか、俺の部屋。

物が溢れて散らかってんですよ。

書籍にCD、服にスニーカー。収納が物理的に足りなくなって、とっちらかってたわけなんですが。

生来、片付けるのが好きなうちの母親。

もう、たまらなかったんでしょうね。

ある日仕事から帰ってきて部屋に入ったら、そりゃもうビックリするくらい片付いてて。


昔から、母親に自分のスペースの片付けされるの、すげえ嫌いだったんですよ。

どこになにがあるかわからなくなるから。

もう、有りがちな話で自分でもいやになりますが。

片付いてないように見えて、自分ではどこに何があるか把握してんだよ!のパターン。

さすがに俺も思春期じゃないんで、母親に電話して「ふざけんなよ!」とは言いませんよ。

多少イラっとしたものの、片付いたのは事実だし、それなりに感謝したくらいなんですけど。




ただね。

ひとつだけ。



部屋で一番目立つ、パソコンラックの上に。

何年か前に、友達の結婚パーティーのゲームで当たってゲットした、

エログッズがそっと置いてあって。

いかがわしいDVDの中の、シゲルマツザキばりに日焼けした男性が、

女性に使ったり使わなかったりするアイテムが。


使うに使えず、どうしたもんかと困り果てて。

貰ってきたときに入ってた紙袋に包んで、確かにCD棚の横の辺りに、奥にしまってた例のやつが。

よりにもよって紙袋から出された状態で鎮座してるんですよ。

なんならもう、こっちに笑顔で手を振ってくるんですよ。





「おっす、オラ悟空!おめぇー、久しぶりだな!!元気してたか!!」






っておいッ!!

おっすじゃねえよッ!!

サイヤ人て、滅ぼされたんじゃなかったのかよッ!!

フリーザ的な人に、全滅させられたんじゃなかったのかよッ!!

なに生き残っちゃってんだよッ!!

しかも、なに地球に飛ばされて来ちゃってんだよッ!!

で、たどり着いたのが俺の部屋ってッ!!



もうね、なにこの中学生感。

いかがわしい本とかDVDならまだしも。

ワンランク上のアイテム、しかも一度も使われずひっそりと封じられていたものを。

「お母さんは全部知っているんですよ」の無言のメッセージと共に白日の下に晒される、

今年で35歳の、俺。



巷に溢れかえった「病に倒れる主人公」よりも、よっぽど悲しいと思う人は、

誰かこれ映画化してください。
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