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〈前回のあらすじ〉

村を襲った鉄砲水。田畑を守る為、引いては村人全ての生活を守る為に清吉が立ち上がった。

流れくる水の中、身を呈して堤防を築く清吉。

無事に鉄砲水から村を守った清吉は、誰に告げる事もなく家路へと着く。

そして、嵐の過ぎた堤防を訪れた太助が何かに気付く。

「このかすりの着物の切れ端。これはまさか、清吉の!?」





って、そっちの!!

そっちのあらすじ!!


だから、涙誘っちゃうって!!

誘い涙の日が落ちるって!!




天才。もう、天才ね。脱線の天才。

34歳ともなると、このくらいの脱線はお手の物。

どうも、脱線の天才こと、セーラーマーズです。


どうしてもっていうなら、ここから月に代わって脱線し続けてってもいいのですが。

一応予告した手前、前回の続きは書こうと思います。






沖縄滞在3日目の朝。

前日の朝は、前夜に飲み過ぎた事もあって昼過ぎまで寝ていたんですが。

今日は美ら海が待ってますからね。

ホテルの一階にある食堂で朝食を取って、出掛ける支度も済ませました。



とりあえずね。車ですよ。まずは、車の確保。

携帯で近くのレンタカー屋調べてね。

もう、地図上にピンがけっこうな数刺さって。

やっぱり、電車がないですからね。需要も多いのでしょう。

ひとまず、ホテルの裏に2件ほどあったのでそこに行ってみたんですけど。

2件とも「今日貸せるのはない」って言われて。

少し歩いた3件目で「当日だと難しいね」って言われたところで、さすがにヤバイんじゃないかっては薄々感じ始めて。

これ、まさかの予約は必須パターンですか?

これだけレンタカー屋あっても、飛び込みじゃ貸せる車ないパターンですか?

このまま地図に示された店片っ端から回るのも手だとは思うんですけど。

下手したらね、レンタカー屋回って一日終わる可能性あるんじゃねえか、と。

借りれる車見つかったとこで、美ら海まで2〜3時間。

行ったとこで時間なくてそのまま帰ってきて、あだ名がブーメランになる可能性もあるわけですよ。



大人だからね、俺。

切り替えが大事なのを知っている、でお馴染みの大人ですから。

こうなったらね、バスがあるじゃねえかと。

なんなら、レンタカーで自分で運転するよりも楽だし。


プロのドライバーが運転してくれる車で、美ら海へ。

なんという素晴らしいアイディア。

これもう下手したら、美ら海っていうか、素晴ら海なんじゃねえか、と。

読み方はさておき、そっちの方向にシフトする事にしました。



つーことで、検索して那覇バスターミナルってとこへ。

もうね、けっこうな敷地に。いるわいるわバスの山。

停留所も10くらいあって、そこらにバスがとまってるわけですよ。


これ最早、この一角のどこかで。

ターミナル主の息子が可愛がってたバスが売られていく場面すら見られるんじゃねえか、と。


「チャンプルー!行かないでよチャンプルー!!」

「泣くんじゃない、男の子だろ。

いいかい。チャンプルーが大きくなったのはね、こうやって売られていく為だったんだよ。

チャンプルーが大きくなって売れたおかげで、私たちは生活していく事が出来るんだよ。」

「チャンプルー・・・」


「あなた、あの子相当ショック受けたみたいね。」

「そうだなあ。だがあの子も、これで命を尊さを学んだ事だろうよ。」



幸いな事にね。

売られていくバスとの悲しい別れは見なくて済んだわけですけども。

ひとつ問題があって。



でかすぎてね。ターミナルが。

どれ乗っていいかわかんなすぎてね。俺が。


一応、美ら海の最寄りのバス停の名前は調べたんですけども。

探せど探せどその名前は見つからず。

ターミナルの職員に聞こうと思ったんですけどね。

どいつもこいつもアロハ着てて、果たしてこれが制服なのか私服なのかわからない始末。

シャイボーイと書いてシャイボーイと読むこの俺。

声掛けようかどうしようかしばらく迷って、決断しました。




空港だな、と。

これもう、空港行っちまえばこっちの勝ちだろ、と。


全ての観光客が集う場所、空港。

そして、全ての観光客を魅了する、美ら海。

繋がってないわけないんだから。

そんなもん、秒殺で乗るバスなんて見つかるに決まってんだから。


なまじね、バスばっかりアホみたいにいるから迷うんですよ。

こっちは時間がないからね。

命の授業だかなんだか知らないけど、

ターミナル主親子の茶番に付き合ってる暇ないんですよ。


バスがわからないからっつって、滞在中日で空港に行ってしまうこのワイルドぶり。

こんなもん、俺が漁師なら。

釣った魚その場で切って、醤油だけちょっと垂らして食ってるとこですよ。



で。

ターミナルに隣接された、市内循環のモノレールに乗って、数駅。

空港に着いて、バス乗り場の職員さんに聞いて。

どうやら、美ら海水族館へ直通のバスはないらしく。

名護バスターミナルというところで乗り換えるので、ひとまずそこへ向かえ、と。

ほらみろ、空港来たら一発じゃねえかよ。

少し誇らしげな気持ちで名護バスターミナル行きのバスに乗りました。


俺以外にも何組か乗り込んで、出発。

まだ見ぬ水族館の生き物たちに馳せた俺の想いを乗せて走る事、十数分。

停留所で言うと、5つ目とか6つ目だったかな?

到着しましたよ。

「那覇」バスターミナルに。






おーい!!チャンプルー!!

また会えたねー!!






って、なんでやねんッ!!

お前、売られたんじゃねえのかよッ!!




わざわざモノレール乗って、空港着いて、

乗ったバスが連れてきたのは、さっきのターミナルでした。


って、童話かッ!!

「幸せの青いバスは、ずっとそこに居たんですよ」って童話かッ!!

誰だよッ!!俺、何チルだよッ!!





もうね、自分の下手さ加減に嫌気さすよね。

旅行するの、下手クソすぎ。


この情報化社会で、逆にここまで迷走する方が難しいよね。


ついでに。

だいぶ長くなってきたから、次回に続くよね。

二回書いて、まだ目的地に着いてないっていうか、スタートすら切ったばかり。

二冠か。

旅行とブログ、下手クソの二冠か俺は。
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